新宿K'sシネマにて18日から栗山千明今年一番の注目作(@_@;)「同期」の上映と新鋭入江悠監督劇場挨拶が行われたのでぼたさんと潜入捜査(笑)
開場10時だったが、お客様ガラガラ(^^ゞ
でも、開演時間には七分くらいの入り・・・まぁまぁか?
単館上映(にさえあたるのか?)で、しかも『映画』でもないからな・・・でも、内容は別だよん!!
マスコミ関係者と間違えられてしまったが(苦笑)無事に鑑賞。
ほんまもんのマスコミは二社。
作品は見ずに監督の挨拶の時だけ入ってきてた。
注目の新鋭『SR サイタマノラッパー』の入江悠監督、現場で大物俳優たちに詰め寄られて震えたことを告白!
シネマトゥデイ
記事中
ただしヒヤリとした場面はあったそうで「(「同期」に出演した)渡辺哲さんや豊原功補さんたちに囲まれて『脚本のここはどういう意味なんだ!?』って問い詰められたときは震えましたけどね。俺(脚本は)書いてねえし!って思いながら」と語って会場を笑わせた。
とあるが、その中に竹中直人も含まれていたと思うぞよ。
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さて、中身について熱く語ろうか・・・。
基本的に他の刑事ドラマ達「相棒」とか「BOSS」とか「踊る大捜査線」とか古くは「太陽にほえろ!」とかとも一線を画す作品となっている。
敢えて言うと最近では栗山千明出演作としては最底辺(苦笑)の「警官の血」あたりか?
割とリアルに警察機構を描いていて「途中までは」ハードボイルド。
原作未読なのが悔やまれるほど伏線張りまくり。
そこにTVドラマ畑出身の監督ならやらないだろ?ってくらい入江監督食いつく。
丹念に描く!描く!描く!
ちなみに原作はTBSドラマ『ハンチョウ』シリーズの原作者でもある今野敏。
同期
今野 敏
やはり主演の松田龍平白眉。
この男・・・食えねぇ!(爆)
飄々としてて、それでいてなんなのか・・どこからともなく漂う雰囲気。
渡辺哲・竹中直人の両脇役がこれをしっかりとサポート。
同期役の新井浩文も好演。
上映後インタビューで「青い春」が好きで是非この二人でと思っていたと告白>格好いいぞ
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このあたりの雰囲気で、そのままラストまでいけば、重厚には至らずも中量級の刑事ドラマとしてそこそこの評価だった筈。
だが・・・このあたりから我らがC.Kがすんごい重要になってきますた!!!
途中からラストにかけて・・・すっごいスピード感ととんでもないどんでん返しが待っている。
上演後行われたインタビューからのこれは脚本の福田雄一の当て書きのようだが、深作欣二監督へのオマージュか?
入江監督ご本人曰く
「それ・・・おかしいやろ!!」
と・・・(爆)
四苦八苦したようで、キャスト印象紹介でも名前が出てこなかったほど・・・っとさりげなく嫌みを言ってみる(笑)
でも、ぼたさんが言ってたが、前半のC.Kは髪に最近の常でウェーブ掛かってるけど「あの」シーンだけはストレートだったと!!!!
そうなんだ!
これなんだ!
この違和感アリまくりが栗山千明の存在価値なのだと!
洗礼を受けたと言うべきか?>入江監督
31歳とちょっと見ただのアンちゃんだが、こういう所に将来大物監督?って片鱗が垣間見えてるので、栗山千明fanはこのDVD買うことを義務とする。
TVドラマにしては骨があり、映画館で観てもなんら遜色なかった。
良い作品に仕上がったようです。
同期【DVD】
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