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フォーラム神保町って団体がありまして、そこのサイトにある勉強会レポートでC.K出演の「ハゲタカ」を元ネタにレポートがまとめられているんですが…これが笑止!ヽ(´・`)ノ フッ…
間違えている箇所
…金融取引への割り切れない感情。冒頭の「ハゲタカ」から再び引く。自死を遂げる旅館経営者は、死の直前息子に「世の中はカネだ。金が悲劇を生むんだ」と言い残す。視聴者の琴線に訴えるセリフだ。この手のドラマは、制作者が本間氏の言う「割り切れない感情」を刺激することなしに成立しない。フォーラム後半、メディアの認識をめぐって、本間氏の舌鋒は鋭くなる。
いくら舌鋒鋭くなってもドラマで誰が言った台詞か間違えていたら、それ全然説得力ないですから_| ̄|○
正解は、これです!
旅館経営者=西野昭吾(宇崎竜童):「おまえに…おまえに任せれば良かったのかな…」
さらに・・・
ではなぜ「ハゲタカ」のようなドラマが、国民的評判を博すのか。「割り切れない感情」が根付く背景を本間氏は「そういうメディア(の古い価値観)が、日本人のメンタリティーと結びついている」からと説明する。メディアが「分かりやすい」方向に流れるのは今に始まったことではない。ときにそれは、情緒的な方向に大きく振れる。
ここも茶々入れると、NHKはこのドラマに関して徹底してリアリスティックな制作手法を取り入れました。
なんせ撮ってるカメラマンさえ「ドラマ」班ではなく「ドキュメンタリー」班なのですから。
書いてある脚本も半年前のクランクイン時とは異なっている。
確かに、「日本人のメンタリティーと結びついて」いなければドラマとして成立しないから、ギリギリのチューニングはしてあるが、編集し、放送する直前まで「ここまでリアルに描いて大丈夫だろうか?」と心配だったとDVDの解説には書いてあります。
それをあたかもこのドラマがメディアを代表し、誘導したかのような記述を残すこと自体、この文章を紡いだ筆者に対し、信頼が薄れていきます。
そのくせ
「グローバル化が進展した時、リテラシーを持つ人とそうでない人に対応力に違いが出てくる。そうした格差の解消のためにこそ、構造改革が必要。グローバリズムの進行の中で、いままでの日本のやり方だと齟齬が生じて経済力は低下する。成長無くして格差の解消はあり得ない。大きく変化する経済環境に対して、勇気を持って挑戦する気概を日本人が共有することが何より大切であり、グローバル時代の中で外国と対立するのではなく、共生する覚悟が求められている。そのことなしには、日本および日本人が国際的に評価され、尊重されることもない。その国々の多様性を認め、文化を大事にすることと、グローバル経済下での国際標準を認めることとは矛盾するものではない。内向きな日本特殊論から脱却し、第2の開国の時期にわれわれは直面している」(本間正明氏)
結論は「ハゲタカ」の筆者真山仁氏と同じ言葉で締めておられるとは・・・いやはや・・・_φ(゚∀゚ )アヒャ
邪推すると、レポートを書かれた報道記者金富隆氏(TBS「筑紫哲也ニュース23」ディレクター)は多分原作は読んでおられるのかもしれない(あとがきだけ)
ハゲタカ2(上)
真山 仁
しかし、断じて言うがドラマはご覧になっていないと思う。
いかにも観たように書かれているが、あらすじしか読んでいらっしゃらないのでは?
「アラン…おまえには、まだ何も見えていない」
この台詞がどの場面で言われたものかお答えいただいたとき、レポートの再提出は必須であると感じております。
本日付でフォーラム神保町殿には記事内容に不備がある旨メールいたしましたので、近日中には訂正があるのと確信しております。
ハゲタカ DVD-BOX
大森南朋
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